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RICE処置

こんにちは。

スポーツに取り組んでいる方はご存知かもしれませんが、ケガの直後の処置としては非常に有効な処置です。

Rest(安静)Ice(アイス)Compression(圧迫)Elevation(挙上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置と呼びます。RICE処置を損傷直後に適切に行うことで、治癒を早め競技への復帰を早めることができます。

  • Rest(安静)-スポーツ活動の停止
    受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。その遅れが結果的に完治を遅らせリハビリテーションに費やす時間を長引かせてしまいますので、受傷後は安静にすることが大切です。
  • Ice(アイシング)-患部の冷却
    冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。
  • Compression(圧迫)-患部の圧迫
    適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。
  • Elevation(挙上)-患部の挙上
    心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。

 

  • RICE処置を行うタイミング
    受傷後痛み、腫れ、炎症があるとき。あるいは、慢性の症状があるとき。
  • なぜRICE処置が必要なのか
    受傷後の回復を早めるのに腫れや炎症を抑えることが重要になります。腫れは治癒の初期の過程で必要なものですが、それが大きくなりすぎると逆に治癒を遅らすことになるので、必要最低限にコントロールすることが重要になります。
  • どれくらいの間?
    部位により異なりますが、15分~20分(RICE処置)が目安になります。そして、40分~60分(RICE処置)の間隔を開けた後にRICE処置を再び行います。症状によりますが受傷後24~72時間はこのサイクルを繰り返します。

受傷後はいかに患部を腫れさせないかが勝負になります。適切な処置で症状を長引かせないようにしましょう。

 

祝日のお知らせ(体育の日)

こんにちは、井の頭整骨院です。

10月9日(月)・・・体育の日

の為、休診とさせていただきます。

最近は運動会なども多く、足まわりの怪我をしている方が多いですね。足関節の捻挫や、下腿の肉離れ、膝周辺の痛みなども当院で治療していますので、症状のある場合は早めに治療を受けて下さい。

肉離れ その2

こんにちは!三鷹台、井の頭整骨院スタッフの村上です!

気候の方も段々と落ち着いて来て、運動をしやすい時期になりましたね。皆さんケガはしていないでしょうか?

前回肉離れについてお話しましたが、今回は肉離れの治療についてお話をしていきましょう。

まずは外傷治療の基本に応急処置にRICE処置という方法があります。RICE処置については以前にブログでも書いたと思いますがもう一度復習しましょう。

RICEは英単語の頭文字をとってつけられたもので、

Rは安静(rest)、Iは冷却(ice)、Cは圧迫(compression)、Eは挙上(elevation)です。

・R(安静)
肉離れの症状が出た時は無理に運動を続けず、安静にしましょう。初期治療を的確に行うことで治療期間を短くする事ができます。

・I(冷却)
患部を冷却することで痛みを軽減し、血管が収縮されることで患部の炎症や腫れを抑える効果があります。

・C(圧迫)
患部を圧迫することで、腫れを抑えます。有効な手段としてテーピングなどがあります。

・E(挙上)
肉離れした箇所を心臓より高い位置に挙げることで、血流をコントロールして、腫れや炎症を抑える効果があります。

肉離れが起きたときは先ずはこちらの処置をしてください。ただし、RICE処置はあくまで応急処置なので、その後の治療はきちんと医療機関に行ってくださいね。(^^)

肉離れを早く治すためには?

まずは患部のアイシングをします。炎症期(約48~72時間)は炎症と腫れの具合を確認しながらアイシングを行います。当院ではこれに加えて超音波治療を行い炎症を早期に治療することができます。

肉離れの起こる原因として、柔軟性の低下がありますが、いつまでもアイシングし続けるとこの柔軟性が失われていきます。
なので内出血、腫れが治まった後は冷却よりも温熱治療を始めていきます。

温熱治療(血行促進)

ホットパックや赤外線などの温熱治療や、また人によってはお灸の治療などもおすすめしています。

軽いマッサージ

軽いマッサージは血行が良くなり、肉離れの完治に効果的です。患部を優しく刺激する程度で、心地よさを感じるくらいがちょうどいいです。

手のひらなど広い面積で圧力を分散して、血流を良くする程度のマッサージを行いましょう。

強いマッサージは悪化の原因となり逆効果です。強いマッサージを行うことで他の部位を傷つけたり、傷つきやすい治りかけの患部がまた悪化することも考えられますので、自分でグイグイ押すのはやめましょう。

テーピング・サポーター

筋肉の負荷をかかりにくくするためにテーピングやサポーターを行います。テーピング・サポーターを使うことで、損傷した筋繊維を保護し、圧迫することで悪化を抑制して、完治を早める効果があります。

適度なストレッチ

適度なストレッチは血流を良くし、損傷部分の回復に効果があります。温熱治療などと併用して、筋肉が伸びやすい状態の時に軽めに伸ばす程度のストレッチがおすすめです。損傷部分は筋肉が固まっているので、ストレッチはゆっくりと行いましょう。

肉離れが重度の場合は行わないようにして下さい。断裂や損傷がひどい場合はストレッチにより、くっつきかけの筋肉がまた離れたりするリスクが高まります。
このあたりの判断は医師や専門家の指示に従って適切なストレッチを行うことを心がけましょう。

ここに書いてある事が全てではないので、もし肉離れになった時は

当院のスタッフに治療はお任せください!

肉離れについて その1

こんにちは!井の頭整骨院の村上です。

段々と秋めいて来て、寒くなってきていますが皆さん体調のほうは崩したりしてませんか?運動会なども多く子供や、それと一緒にお父さんの怪我も増えてくる時期ですね。

僕も子供がもう少し大きくなってきたら一緒に走ったりしたいので、今のうちから肉離れにならないように鍛えておきたいと思います(^^)

さて、今回はこの時期に来院が増えることの多い

【肉離れ】

についてお話したいと思います。

簡単に言うと肉離れは、急激に筋肉が収縮したことによって起こる、筋肉の損傷や断裂です。

スポーツをしている最中に起こりやすく、筋肉に急に強い収縮力がはたらいた時などに、自分の筋力に耐えきれなくなって筋組織を損傷します。

肉離れの診断は主に触診で行います。、一点に痛みがあり、重傷だと陥凹を触れる事があります。

筋肉の損傷には、程度により筋間損傷、部分断裂、完全断裂などに分類されます。
これを1度~3度に分類しますが、そのうち2度以上のものを
“肉離れ”と呼びます。

第Ⅰ度
筋繊維の断裂は認められないが、筋の伸長により筋細胞の破壊がみられるもの(筋が引き伸ばされた状態)。
また、筋繊維、筋周膜には変化はなく筋間損傷が主なもの。
筋力や可動域制限をきたすことは少ないが、自動あるいは他動運動の際に損傷部に不快感や違和感、疼痛がある。
第Ⅱ度
部分断裂損傷であり、一般には肉離れと呼ばれ、完全には断裂していないもの。圧痛と腫脹がみられ、筋収縮は可能であるが、疼痛の為収縮させられないことがある。
局所に陥凹を確認できるものもある。
第Ⅲ度
完全に断裂しているもの。
筋腹間に陥凹があり、強い圧痛が出現し、断裂端は縮み腫瘤を形成する。筋の収縮はみられない。
受傷後24時間前後に損傷部より末梢に皮下出血斑がみられることがある。
スポーツ現場を例にとると、筋繊維が一度にまとまって断裂することは少なく、肉離れを繰り返した後に起こる事が多いと考えられている。

 

肉離れは整骨院などでも治療できますので、症状のある方は

ご来院ください。

次回、ブログにて治療法を掲載したいと思います。

それでは皆さん、なるべく怪我のないように気を付けましょう!

応急処置について。

こんばんは。

夏休みは楽しく健康に過ごすことはできましたか?

今日は連休中や旅行先でケガなどをしてしまった時の応急処置に

ついて書きたいとおもいます。

応急処置=RICEって言葉があります。

R・・・「Rest」は安静。書いてある字のごとく!

I・・・「Ice」は冷却。アイシングです。シップではなく氷で冷やしましょう。            アイスノンなどの保冷材は肌を痛める危険性が               あるので使用は控えましょう。                          冷やす時間の目安は感覚がなくなるまでです。               個人差はありますが約20分ぐらいです。 

C・・・「Compression」は圧迫。包帯などでしっかり圧をかける。                         圧迫が強すぎるのはNG!  

E・・・「Elevation」は挙上。痛めた部位を高くすること。患部への血流を                 緩和する、患部の内出血を抑えるため。

これら4つの手技を行うことがRICE処置になります。 しかしながら、それぞれの手技に効果があるため、すべての手技が行えない場合には、1つの手技を行うことでもある程度の効果がえれます。                                                       現場の条件に合わせて、1つでも多くの手技を施すことが大切です。 ご自身でやる場合には安静」「冷却」をすることをオススメします。   

膝関節の捻挫、足関節の捻挫、靭帯損傷、打撲、肉離れ、骨折、   ぎっくり腰など急性の痛みにはRICE処置をしましょう!          あくまで応急処置ですので、上記の症状などケガした際はすぐにご来院ください。症状はほっておくほど治る時間がかかりますので早期治療をおすすめします。 

RICE処置で何か質問などありましたらスタッフまで気軽にお聞きください。またホームページからのメールも受け付けていますので症状に対しての質問などありましたらお気軽にお送りください。