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捻挫のお話し

本日は外傷(捻挫)について書きます。

皆さんが捻挫と聞いて真っ先に思いつくのは何ですか?足首の捻挫が多いですかね!?

捻挫とは、関節にかかる外力により非生理的運動が生じ、関節を支持している靭帯や関節包が損傷することです。

靭帯の損傷程度によって、捻挫の程度を三つに分けています。
靭帯が伸びる程度の損傷を1度捻挫、靭帯の一部が切れるものを2度捻挫、靭帯が完全に切れるものを3度捻挫と定義しています。

上記のことから捻挫とは身体の関節部分であれば全部捻挫となります。

程度によっては湿布だけ貼って様子を診るかたもいるかと思いますが、どんなに軽い捻挫でも処置を疎かにしてしまうと後遺症が残る可能性が大きくなります。

後遺症は関節の不安定性や痛みが残ることがあります。
長期間が経過した後に関節の不安定性が残った場合には、保存的治療で十分に改善させることは困難です。
この場合に確実に関節の不安定性を改善させる方法は手術療法です。
手術の内容は、靭帯修復術や各種の靭帯再建術などの方法があり、関節の状態に応じて選択します。
手術を望まないケースに対しては、リハビリによる関節周囲の強化、運動場面などでテーピングやサポーターを使用するという方法で対処します。
また、捻挫に合併して関節表面の軟骨が損傷した場合、断裂した靭帯や剥がれた軟骨が関節内ではさまる場合などで痛みが持続する場合があります。
この場合、内視鏡を使用した手術を考慮します。

後遺症を残さないためにも早期治療が大切です。

 

明日も通常通り診療いたします。

予報によれば台風の影響により今週末は悪天候になるそうです。

気圧や気温の急激な低下による体調不良悪い路面による転倒や落下物によるケガ・・・など。何かありましたら当院へ来院ください。

 

明日も通常通り診療しております。

予約優先ですので来院される前にご連絡いただくと少ない待ち時間で治療を受けていただけます。

当院スタッフ一同、来院をお待ちしております。

 

ケガの応急処置。

これからの夏休み、海や山でのアウトドアで楽しもうとされている方は多いと思います。楽しい計画を立てるとき一緒に確認していただきたいのが、ケガやトラブルなどのアクシデントに備えた応急処置。

今回ご紹介するのは、アウトドア時に起こりやすいケガの応急処置の方法です。

 

アウトドアで起こしやすいケガやトラブル捻挫・骨折

石などにつまずいたりするなどして、手や足を捻挫する機会は多いといわれています。捻挫や骨折には「RICE」と呼ばれる方法で応急処置をすることで、その後の痛みや腫れを防ぎやすくなります。

RICEとは捻挫などに対する応急処置の頭文字です。RICEでは具体的にどのような処置が行われるのか確認してみましょう。

【捻挫や骨折をしたときの応急処置「RICE」とは】

◎RICE①Rest:安静にする

無理に動かすと、症状がより悪化する可能性があります。患部をなるべく動かさないようにするため、座るなどして患部が痛まない体勢で休ませます。

◎RICE②Ice:患部を冷やす

内出血を起こしている可能性があります。患部の炎症や痛みを抑えるため、患部とその周辺を氷で冷やします。20分くらいすると、冷やし続けた部分がピリピリしたのちに無感覚になります。無感覚になったら氷を外して、再度痛みを感じるようになったら再度患部を冷やします。

このとき、患部に氷を直接当てると凍傷になる恐れがあります。冷やしすぎないようにするため、患部に布を巻いたりアイスパックを使用するなどして、冷え方を調節するようにしましょう。

◎RICE③Compression:患部を圧迫する

患部からの出血や腫れを抑えるため、圧迫をします。この圧迫は先に説明したIceで行うこともあります。特に足首の捻挫の場合には、腫れがひどくなってしまったことによって更に痛みが強くなってしまうこともあるので注意が必要です。

◎RICE④Elevation:患部を高く保つ

患部をできるだけ心臓より高い位置に持ち上げて、内出血や痛みを防ぎます。椅子や荷物の上など、手ごろな高さで乗せ続けられるものの上に乗せるようにしましょう。

(メディカルノートHPより)

※このRICEは、あくまでも応急処置です。アウトドアから帰ったら、当院で受診するようにしてください。

転倒に注意。

この時期、悪天候が続き路面が滑りやすくなります。

履物を工夫したり、足元を気をつけたりしていても転倒してしまう事があります。転倒した直後は痛みを感じなくても、あとから症状が出てくる場合も多々あります。

ケガの治療は早ければ早いほど予後が良くなります。

転倒によるケガはもちろん、気圧や気温の変化による体調不良、湿度による頭痛やダルさなど・・・気になった際には後回しにせず早めに治療を受けられることをオススメします。

まずはお気軽にご相談ください。

落下物に注意。

昨晩から今朝にかけての強風で様々の物が飛ばされたり、落ちたりしています。

天気は回復するようですが、滑りやすいところもあったりするので足元には十分に気をつけてください。

万が一、ケガをしてしまった場合には来院ください。

ケガの処置は早ければ早いほど予後が良くなります。

「自然に良くなるだろう」と思い込んで、処置を遅らせないように気をつけましょう!

ケガにご注意!

暑い日が続いています。夏場はつい注意力が散漫になったり、慣れない場所に出かける事で思わぬケガをする事が多くなります。

実際、捻挫や骨折でこちらに来院される方も増えています。

ケガの治療は受傷直後の処置が大切です。

適切な処置や治療を行わないと、症状が長引いたりケガがクセになったりします。

ケガをされた際には自己判断せず、まずはすぐに当院へご相談ください。

局所冷却(アイシング)

こんにちは。昨日はRICE処置についてお話ししました。

その処置の中でも特に重要なICE(冷却)について今回は説明します。

局所冷却法(アイシング)の正しいやり方

1.必ず氷を使用して下さい。(保冷剤等は使用しないで下さい)。
2.冷凍庫から出した氷は白い霜があります。この状態では温度がマイナス状態になっていますので凍傷になるリスクがあります。必ず流水で洗って、霜を取り氷が融け始めた状態にしてください。この過程は必ず行なってください。
3.ビニール袋またはアイスバッグに氷を入れたら中の余分な空気を抜いてから口を閉めるようにしてください。(患部への密着性が良くなり冷却効果があがります)。

 

 

患部に約15分ほど当てるようにしてください。

 

RICE処置

こんにちは。

スポーツに取り組んでいる方はご存知かもしれませんが、ケガの直後の処置としては非常に有効な処置です。

Rest(安静)Ice(アイス)Compression(圧迫)Elevation(挙上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置と呼びます。RICE処置を損傷直後に適切に行うことで、治癒を早め競技への復帰を早めることができます。

  • Rest(安静)-スポーツ活動の停止
    受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。その遅れが結果的に完治を遅らせリハビリテーションに費やす時間を長引かせてしまいますので、受傷後は安静にすることが大切です。
  • Ice(アイシング)-患部の冷却
    冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。
  • Compression(圧迫)-患部の圧迫
    適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。
  • Elevation(挙上)-患部の挙上
    心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。

 

  • RICE処置を行うタイミング
    受傷後痛み、腫れ、炎症があるとき。あるいは、慢性の症状があるとき。
  • なぜRICE処置が必要なのか
    受傷後の回復を早めるのに腫れや炎症を抑えることが重要になります。腫れは治癒の初期の過程で必要なものですが、それが大きくなりすぎると逆に治癒を遅らすことになるので、必要最低限にコントロールすることが重要になります。
  • どれくらいの間?
    部位により異なりますが、15分~20分(RICE処置)が目安になります。そして、40分~60分(RICE処置)の間隔を開けた後にRICE処置を再び行います。症状によりますが受傷後24~72時間はこのサイクルを繰り返します。

受傷後はいかに患部を腫れさせないかが勝負になります。適切な処置で症状を長引かせないようにしましょう。

 

超音波治療

こんにちは。

今日は超音波治療についてお話しします。

超音波治療器の特長は、皮膚から数cmもの深いところまで届くことです。

たとえば筋肉のこりの原因は血のめぐりが悪くなることです。筋肉が絶えず収縮した状態になり、毛細血管を圧迫して血流を停滞させます。すると、細胞からの老廃物の排出がうまくいかなくなり、疲労物質が筋肉にたまります。

超音波治療器は、温熱や振動により血管拡張効果をもたらすため、筋肉のこりの治療に最適です。また、神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果もあるため、捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。

まずは当院までお気軽にご相談ください。

 

 

捻挫(ねんざ)について

こんにちは。

段差で踏み外して足首をひねってしまったり、転んで地面に手をついて手首をひねってしまったり・・・そんな事ありますよね。

関節をひねって痛めてしまう事を「捻挫(ねんざ)」と言います。

 

「たかが捻挫」「骨は折れてないから」とバカにはできません。

受傷後に適切な処置を行わなかったばかりに痛みが骨折より長引いてしまったり、捻挫がクセになってしまったり、関節の動きが悪いままになってしまったり・・・という事もあります。

治療を一日先送りにするだけでも予後は大きく変わります。

ひねって痛めてしまったら、すぐに治療を受けましょう。