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ケガのリハビリ

4月を迎えるにもかかわらず、雨や雪の予報が絶えません。

風邪を引いたり花粉症に悩まされたりと、身体にとっては季節の変わり目を感じる大変な時期になってきました。

皆さんは体調をくずされたりしていませんか?

さて今回は怪我についてのお話です。

捻挫や骨折をした際に重要なのは安静と固定になります。どんな治療を施そうとも患部の安静が保てないでいると、治癒までにかかる期間が延びてしまいます。

一定期間の安静固定の後に関節が拘縮を起こしてしまいますが、これは痛めた組織の柔軟性が損なわれると同時に、周囲の筋肉や靭帯が動かさないことにより硬くなってしまうことが原因になります。

かといって早期に固定を外し患部を動かしてしまうのも良くありません。運動の開始時期に関しては僕たち柔道整復師にご相談ください。

右手首の捻挫を例に挙げると、動かないからといって左手でグイグイ動かしてしまうと、拘縮を起こした関節がさらに硬くなってしまう可能性があります。

右手首のみの力で徐々に動かしていくことで関節の可動域が広がっていきます。お風呂や患部が温まっている状態で行うとさらに効果的ですね。

もともとの可動域を取り戻すため1か月以上かかる場合もあります。早期に改善する場合もありますので、根気よく治療をしていくことが重要になり更に治癒を目指すことが出来ます。

ケガに関してのご相談は井の頭整骨院にお任せください。