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肉離れについて その1

こんにちは!井の頭整骨院の村上です。

段々と秋めいて来て、寒くなってきていますが皆さん体調のほうは崩したりしてませんか?運動会なども多く子供や、それと一緒にお父さんの怪我も増えてくる時期ですね。

僕も子供がもう少し大きくなってきたら一緒に走ったりしたいので、今のうちから肉離れにならないように鍛えておきたいと思います(^^)

さて、今回はこの時期に来院が増えることの多い

【肉離れ】

についてお話したいと思います。

簡単に言うと肉離れは、急激に筋肉が収縮したことによって起こる、筋肉の損傷や断裂です。

スポーツをしている最中に起こりやすく、筋肉に急に強い収縮力がはたらいた時などに、自分の筋力に耐えきれなくなって筋組織を損傷します。

肉離れの診断は主に触診で行います。、一点に痛みがあり、重傷だと陥凹を触れる事があります。

筋肉の損傷には、程度により筋間損傷、部分断裂、完全断裂などに分類されます。
これを1度~3度に分類しますが、そのうち2度以上のものを
“肉離れ”と呼びます。

第Ⅰ度
筋繊維の断裂は認められないが、筋の伸長により筋細胞の破壊がみられるもの(筋が引き伸ばされた状態)。
また、筋繊維、筋周膜には変化はなく筋間損傷が主なもの。
筋力や可動域制限をきたすことは少ないが、自動あるいは他動運動の際に損傷部に不快感や違和感、疼痛がある。
第Ⅱ度
部分断裂損傷であり、一般には肉離れと呼ばれ、完全には断裂していないもの。圧痛と腫脹がみられ、筋収縮は可能であるが、疼痛の為収縮させられないことがある。
局所に陥凹を確認できるものもある。
第Ⅲ度
完全に断裂しているもの。
筋腹間に陥凹があり、強い圧痛が出現し、断裂端は縮み腫瘤を形成する。筋の収縮はみられない。
受傷後24時間前後に損傷部より末梢に皮下出血斑がみられることがある。
スポーツ現場を例にとると、筋繊維が一度にまとまって断裂することは少なく、肉離れを繰り返した後に起こる事が多いと考えられている。

 

肉離れは整骨院などでも治療できますので、症状のある方は

ご来院ください。

次回、ブログにて治療法を掲載したいと思います。

それでは皆さん、なるべく怪我のないように気を付けましょう!