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テーピングとは

テーピングは指や手首、足などの関節に巻いて傷害を受けやすい部位を補強、その動きを制限することでケガや障害を予防し、再発を防ぐ目的で行われます。

予防する
スポーツの種類によって、ケガや障害の起こりやすい部位が異なります。テーピングはこうした部位を補強し、ケガや障害の発生を予防する効果があります。
再発を防ぐ
以前にケガや障害を起した部位は、再発しやすくなっています。テーピングはこうした部位を補強し、保護する効果があります。
応急処置
医療機関を受診するまでの応急処置としてテーピングを行う場合もあります。症状の悪化を最小限に抑えるための処置です。
(ニチバンHPより)
当院では症状や状態に合わせて、必要な方にはテーピングの処置を行います。特にスポーツでのケガなどでお悩みの方はご相談ください。

テーピングの効果

テーピングとは、スポーツ選手がケガの時にだけするものだと思っていませんか。

しかし、テーピングの効果、意味はそれだけではありません。ケガの予防や身体の機能向上にも効果があり、テーピングの種類の違いでその効果、貼り方によってその意味も変わってきます。

テーピングの1番の効果としては、ケガをした際の固定をすることで、つまりは「痛みの抑制」の意味があります。

現在ではスポーツのケガだけではなく、ケガの予防や日常生活でも姿勢の矯正などにも効果があり、意味のあるテーピングの使い分けが出来るようになりました。

ケガをして応急処置目的で固定する場合は、非伸縮性のテーピングで関節が動かないように固定するのが効果的です。痛みがあるが競技を続けなければいけない、動かなければいけないという時にも、非伸縮性のテーピングで関節可動域を制限する事で効果や意味があります。

ケガの予防や身体機能の向上を目的にテーピングを行う場合は、伸縮性のテーピングをつかって筋肉をサポートし、疲労軽減等にも効果と意味を発揮します。

当院ではケガの治療はもちろん、各種スポーツのパフォーマンスを上げるためや日常生活の痛みの予防のため等に必要に応じて適切なテーピングを行います。

肉離れ その2

こんにちは!三鷹台、井の頭整骨院スタッフの村上です!

気候の方も段々と落ち着いて来て、運動をしやすい時期になりましたね。皆さんケガはしていないでしょうか?

前回肉離れについてお話しましたが、今回は肉離れの治療についてお話をしていきましょう。

まずは外傷治療の基本に応急処置にRICE処置という方法があります。RICE処置については以前にブログでも書いたと思いますがもう一度復習しましょう。

RICEは英単語の頭文字をとってつけられたもので、

Rは安静(rest)、Iは冷却(ice)、Cは圧迫(compression)、Eは挙上(elevation)です。

・R(安静)
肉離れの症状が出た時は無理に運動を続けず、安静にしましょう。初期治療を的確に行うことで治療期間を短くする事ができます。

・I(冷却)
患部を冷却することで痛みを軽減し、血管が収縮されることで患部の炎症や腫れを抑える効果があります。

・C(圧迫)
患部を圧迫することで、腫れを抑えます。有効な手段としてテーピングなどがあります。

・E(挙上)
肉離れした箇所を心臓より高い位置に挙げることで、血流をコントロールして、腫れや炎症を抑える効果があります。

肉離れが起きたときは先ずはこちらの処置をしてください。ただし、RICE処置はあくまで応急処置なので、その後の治療はきちんと医療機関に行ってくださいね。(^^)

肉離れを早く治すためには?

まずは患部のアイシングをします。炎症期(約48~72時間)は炎症と腫れの具合を確認しながらアイシングを行います。当院ではこれに加えて超音波治療を行い炎症を早期に治療することができます。

肉離れの起こる原因として、柔軟性の低下がありますが、いつまでもアイシングし続けるとこの柔軟性が失われていきます。
なので内出血、腫れが治まった後は冷却よりも温熱治療を始めていきます。

温熱治療(血行促進)

ホットパックや赤外線などの温熱治療や、また人によってはお灸の治療などもおすすめしています。

軽いマッサージ

軽いマッサージは血行が良くなり、肉離れの完治に効果的です。患部を優しく刺激する程度で、心地よさを感じるくらいがちょうどいいです。

手のひらなど広い面積で圧力を分散して、血流を良くする程度のマッサージを行いましょう。

強いマッサージは悪化の原因となり逆効果です。強いマッサージを行うことで他の部位を傷つけたり、傷つきやすい治りかけの患部がまた悪化することも考えられますので、自分でグイグイ押すのはやめましょう。

テーピング・サポーター

筋肉の負荷をかかりにくくするためにテーピングやサポーターを行います。テーピング・サポーターを使うことで、損傷した筋繊維を保護し、圧迫することで悪化を抑制して、完治を早める効果があります。

適度なストレッチ

適度なストレッチは血流を良くし、損傷部分の回復に効果があります。温熱治療などと併用して、筋肉が伸びやすい状態の時に軽めに伸ばす程度のストレッチがおすすめです。損傷部分は筋肉が固まっているので、ストレッチはゆっくりと行いましょう。

肉離れが重度の場合は行わないようにして下さい。断裂や損傷がひどい場合はストレッチにより、くっつきかけの筋肉がまた離れたりするリスクが高まります。
このあたりの判断は医師や専門家の指示に従って適切なストレッチを行うことを心がけましょう。

ここに書いてある事が全てではないので、もし肉離れになった時は

当院のスタッフに治療はお任せください!