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残暑お見舞い申し上げます。

「残暑」というには暑すぎる日々が続いていますが、体調はいかがですか?

今回は暑中見舞いと残暑見舞いについてお話しします。

「暑中見舞い」「残暑見舞い」を送る時期について

 

二十四節気の「小暑(7月7日頃)」~「立秋の前日(8月7日頃)」にかけて送るのが通例です。実際の暑さより暦が基準になります。立秋の前日までに届かないようであれば「残暑見舞い」として送りましょう。

 

「立秋(8月8日頃)」~8月末頃までに届くよう送りましょう。遅くても「処暑の候(9月7日頃まで)」に届くように送りましょう。かもめ~るで送る場合には、くじの抽せん日にも考慮し、抽せん日前の8月中に届くようにしましょう。

 

まだまだ暑さも厳しいですか季節の変わり目は体調も崩しやすくなります。夏の暑さに負けない身体作り、夏の疲れを残さない身体作りのためにも当院でしっかりケアをしておきましょう。

熱中症にご注意。

室内で起こる熱中症 対策と対処法
熱中症発生の要因
環境
  • 湿度
  • 風がない
  • 冷房機器不使用
主体
  • 健康状態
  • 体調、疲労の状態
  • 睡眠不足
  • 暑さへの慣れ
  • 衣服の状況など
予防
  • エアコン、扇風機を上手に利用
  • 部屋の温度を計る
  • 部屋の風通しを良くする
  • こまめに水分補給
  • 涼しい服にする
室内でも熱気や湿気がこもりやすいところは要注意

家の中のお風呂場、洗面所は洗濯機や乾燥機の熱がこもりやすく湿気もあります。このような場所で長時間過ごすときは注意しましょう。また、家の二階(最上階)は昼間に上がった気温や湿度により熱がこもっています。二階(最上階)に寝室がある場合は、窓を開ける、冷房をつけるなどして環境を整えるようにしましょう。

入浴後の脱水に注意

入浴により約800mlの水分が失われてしまいます。(41℃の風呂に15分入浴後30分安静時)
脱水により熱中症を引き起こす危険性がありますので、入浴前後の水分補給が重要です。

気付かない内に脱水していることも

人間は発汗以外にも皮膚及び呼気から水分を失っています。これは不感蒸泄と呼ばれ、意識しなくても起こることですので、汗をかいていなくても水分補給は必要となります。

  • 体重60kgの人が平熱、室温28℃の環境で1日に約900ml。体温が1度上昇すると約15%増加すると言われています。
室内でもこまめな水分補給が必要

室内だとのどの渇きを感じにくくなったりすることもあります。喉が渇いたと感じていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。とくに、高齢者はトイレの回数を気にし、水分摂取を控えてしまうこともあるので、積極的な対応が必要です。

睡眠不足や寝汗も影響する

寝ている間にも汗をかいており、一晩でコップ一杯分もの水分が身体から失われています。また、暑さのため眠れないと体力が奪われますし、睡眠不足自体も熱中症のリスクになります。

お茶やビールでは水分補給にはなりません

お茶やアルコールには利尿作用があり、身体の中の水分を外に出してしまうため、水分の補給に適していません。また、汗には塩分(ナトリウム)などの電解質(イオン)が多く含まれているため、水だけ補給しても熱中症の予防にはなりません。0.1%~0.2%の食塩水やイオン飲料、経口補水液を摂るようにしましょう。

(大塚製薬ホームぺージより)

ケガの応急処置。

これからの夏休み、海や山でのアウトドアで楽しもうとされている方は多いと思います。楽しい計画を立てるとき一緒に確認していただきたいのが、ケガやトラブルなどのアクシデントに備えた応急処置。

今回ご紹介するのは、アウトドア時に起こりやすいケガの応急処置の方法です。

 

アウトドアで起こしやすいケガやトラブル捻挫・骨折

石などにつまずいたりするなどして、手や足を捻挫する機会は多いといわれています。捻挫や骨折には「RICE」と呼ばれる方法で応急処置をすることで、その後の痛みや腫れを防ぎやすくなります。

RICEとは捻挫などに対する応急処置の頭文字です。RICEでは具体的にどのような処置が行われるのか確認してみましょう。

【捻挫や骨折をしたときの応急処置「RICE」とは】

◎RICE①Rest:安静にする

無理に動かすと、症状がより悪化する可能性があります。患部をなるべく動かさないようにするため、座るなどして患部が痛まない体勢で休ませます。

◎RICE②Ice:患部を冷やす

内出血を起こしている可能性があります。患部の炎症や痛みを抑えるため、患部とその周辺を氷で冷やします。20分くらいすると、冷やし続けた部分がピリピリしたのちに無感覚になります。無感覚になったら氷を外して、再度痛みを感じるようになったら再度患部を冷やします。

このとき、患部に氷を直接当てると凍傷になる恐れがあります。冷やしすぎないようにするため、患部に布を巻いたりアイスパックを使用するなどして、冷え方を調節するようにしましょう。

◎RICE③Compression:患部を圧迫する

患部からの出血や腫れを抑えるため、圧迫をします。この圧迫は先に説明したIceで行うこともあります。特に足首の捻挫の場合には、腫れがひどくなってしまったことによって更に痛みが強くなってしまうこともあるので注意が必要です。

◎RICE④Elevation:患部を高く保つ

患部をできるだけ心臓より高い位置に持ち上げて、内出血や痛みを防ぎます。椅子や荷物の上など、手ごろな高さで乗せ続けられるものの上に乗せるようにしましょう。

(メディカルノートHPより)

※このRICEは、あくまでも応急処置です。アウトドアから帰ったら、当院で受診するようにしてください。