防災の豆知識

地震や台風・落雷・大雨・浸水など自然災害が多発している日本。

いつ起きるか分からない災害時、昔と違う知っていると役立つ今どきの防災豆知識をご紹介します。

最新防災豆知識、地震が起きた時先ずコンロの火を消す!?

地震の時、火事を防ぐためにコンロの火を消化・・・一番気にしがちですが、最近のガス栓は震度5弱程度の地震であれば自動的に止まるようになっています。震度5程度の揺れを感じると自動でガスを止めるマイコンメーターがはたらきます。

都市ガス・プロパンガスに関係なく全国的にほぼ100%の普及率になっているので、地震が起きたとき無理に止めようとしなくてもいいのです。

先ずは、自分が逃げる事を優先しましょう。

地震が起きたらトイレに逃げる!?

自宅に居て、地震が起きたらトイレに逃げる・・・以前からそう覚えている方も多いと思いますが、今どきはトイレより比較的耐震性に優れている「玄関に逃げる」のが良いそうです。

トイレが4方向壁に覆われていて安全だと勘違いしている方も多いですが、壁の歪みなどでドアが壊れてしまい閉じ込められてしまう危険性が出てきます。

玄関方向に逃げていれば避難路の確保も出来、直ぐに庭や道路に脱出することが可能になってきます。

 

防災豆知識、皿の重ね方を変えるだけで急な揺れに耐えられる!?

食器棚を抑えるつっぱり棒など地震対策グッツなど販売されていますが、皿が落ちないようにする為に施しても、いざ皿を使用する時などとても不便で面倒臭いですよね。

特に食器棚を固定しても、皿類は宙に浮いてしまい地震が起きた時は皿が滑って破損することも多いようです。

皿の大きさもまちまちですが、皿が揺れにくい重ね方として「東京くらし防災」でも推奨されている方法があります。

それは、中ぐらいの皿の上に少し大きい皿を乗せ、次にさらに大きい皿を乗せる。その上に少し小さい皿を乗せ、一番小さい皿を乗せることです。

この方法は、皿同士の「あそび」を極力少なくすることにポイントがあります。下から大きい順に重ねた皿と、揺れに強い重ね方をした皿をそれぞれ揺らしてみると、大きい順で重ねた皿は全体的に揺れるが、推奨される方法では揺れが少ないのです。

 

災害時知っていると役立つ防災豆知識「災害用伝言ダイヤル」の番号は!?

大きな災害などで家族や友人と連絡がつかないととても不安ですよね。

そんな時に災害時に伝言を残せる「災害伝言ダイヤル」の番号を知っていますか。

NTT東日本によると、語呂合わせにより「忘れていない(171)」ということで災害用伝言ダイヤル171を覚えておきましょう。

(On Demand Street  HPより)