梨状筋症候群

梨状筋症候群という症状をご存知ですか?

これは梨状筋というお尻にある筋肉が坐骨神経を刺激することで、お尻から脚にかけて、しびれと痛みを生じる症状です。

研究によれば、梨状筋症候群によく見られる症状として、お尻の痛み座っている時の痛みの増悪梨状筋の緊張を高めた際の痛みの増悪が報告されています。

梨状筋の緊張を高める具体的な動きとしては、梨状筋は膝を外側に回す働きをするため、逆に膝を内側に回すような動作を行った際、梨状筋の緊張が高まり、痛みが増悪する可能性があります。しかし、股関節が90度以上曲がった状態になると、梨状筋は逆に膝を内側に回す働きをする筋肉になるため、膝を外側に回すと、梨状筋の緊張が高まり、痛みが強くなる可能性があります。

当院では腰痛やしびれの原因に対して様々な可能性を視野に入れつつ、治療にあたっています。