圧迫骨折について

こんにちは。圧迫骨折(いつのまにか骨折とも言われます)についてお話しします。

体の大黒柱である背骨の本体、「椎体」と言われる部分の負荷に耐えかねて潰れてしまうことがあり、これを「圧迫骨折」と呼びます。本来はそう簡単に潰れてしまう事はないのですが、高いところから落下するなど縦方向に強い負荷がかかったときや、骨粗しょう症という、骨がもろくなる病気がある場合などに起こります。

特に骨がもろくなっている場合などはくしゃみをしただけで骨が潰れてしまうことがあることです。体を動かしたときに強い痛みを伴い、寝たきりになってしまうこともあり、ご高齢のかたほど注意が必要です。

圧迫骨折はなぜ起きるの?

圧迫骨折は背骨に強い圧力がかかった際におこりますが、骨粗しょう症といわれる骨がもろくなる病気によっておこることが最も多いと言えます。 骨粗しょう症はホルモンバランスが崩れる閉経後の女性に特に多く、他にも年齢や運動・喫煙などの生活習慣に関わりがあります。

圧迫骨折の予防について圧迫骨折はほとんどの場合、骨粗しょう症によって骨がもろくなることで起こるため、それを予防・治療することが、ひいては圧迫骨折を予防することにつながります。 具体的には、適切な栄養(ビタミンD・カルシウム)の摂取や運動、禁煙などの生活習慣の改善が重要です。転倒や重い物を持ち上げるなど、背骨への過度の負担を避けることが重要です。

当院は提携している医療機関があります。レントゲンやMRIなどの画像診断を希望される方には紹介させて頂きます。

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