呼吸の異常が猫背をひきおこす!!?

こんにちは井の頭整骨院の玉野です。

前回、上位交叉(猫背)のブログでお話しした呼吸について今回は話していきたいと思います。

とは言っても今回はそんなに専門的な事は書きません。

なぜかというと細かく話すととてつもなく複雑で、読んでいてもちっとも面白くないからです。

呼吸の沼にハマります(笑)

呼吸のお話をする前に、今回は結論からお話しします。

正しい呼吸の喪失が起こるとどうなる?

横隔膜・腹横筋の機能低下(本来呼吸で使われる筋肉)

横隔膜が硬くなり、扁平化する

肋骨外旋(リブフレア)春日みたいになる

肩甲骨前傾

猫背(上位交差症候群)

上肢の筋機能低下

結論で書きましたが

呼吸の異常は猫背と深く関わっているのです。

皆さん、普段僕たちは呼吸をして生きています。ですが自分が呼吸をしている!と意識している人は殆どいないのではないでしょうか?

良くヨガなどで腹式呼吸をしましょうと言われますが、この腹式呼吸とは一体どういう呼吸なのでしょうか。

まず鼻で思いっきり息を吸いましょう。(3秒くらい)

そして口で思いっきり息を吐きましょう。(8秒くらい)

・・・今あなたがやった呼吸が次に書かれている事に当てはまった場合あなたは正しい呼吸が出来ていないかもしれません。

  • 鼻で大きく息を吸った時に、胸が大きく膨らんでしまう。
  • 鼻で大きく息を吸った時に、首に力が入っている。
  • 鼻で大きく息を吸った時に、肩と顎があがっている。
  • 口で大きく息を吐こうとするが、5秒も吐けない。

いかがでしょうか?正しい呼吸が出来ましたか?

上記に当てはまるものが正しい呼吸ではないのであれば、正しい呼吸とはどういうものなのでしょう。

正しい胸郭呼吸システム

ドローイン(呼気)  腹横筋を使う

ブレージング(吸気) 横隔膜を使う

この二つの筋肉が正しい呼吸に使う筋肉で、その他の筋肉を使ってしまうのは誤った使い方です。

下部リンクから画像を開いて見てみてください。

呼吸に関わる筋肉

本来使うべき筋肉が機能低下を起こしている為に、他の筋肉達が代償的に誤った働きをしているのです。そして筋肉が硬くなってきて“肩こり”や“腰痛”などを引き起こします。

まずは硬くなってしまった筋肉をしっかり緩めた後、正しい呼吸が出来るように呼吸トレーニングをしていくことが猫背矯正になります!!

猫背姿勢になっていると、肩こりのみならず症状が酷い人だと頭痛やめまい、顎関節症、五十肩、吐き気、背部痛、腕のしびれなどの症状を引き起こしてしまいます。

もし現在このような症状でお悩みの方や、姿勢が悪いのが気になっているという方がいらっしゃいました、一度当院にご相談ください。