姿勢の崩れが身体全体に与える影響!

こんにちは。井の頭整骨院の玉野です。

 

 

 

 

 

 

 

いきなり姿勢の悪い人が2人でて来ましたね。普段立っている時、座って仕事をしている時にこんな姿勢になっていませんか?

まだまだ寒い日が続きますね。寒くて身体が縮こまったり肩があがってしまっている人も多いのではないでしょうか?

普段から姿勢が悪い方は余計に姿勢が悪くなっちゃいますよね!

姿勢の悪さを気にされてる方は多いと思います。自分では気づいていなくても、家族や友人、恋人などに「猫背になってるよ!」などと指摘されたりする事もありますよね?ある筈です(笑)

俗に言う「猫背姿勢」は見た目が悪いだけではなく、様々な症状を引き起こす原因になっちゃいます。

えっ?そんな事にも影響があるの?!というお話をご紹介します。

まず最初に猫背姿勢を僕らは「上位交差性症候群」と言います。皆さんお気づきだと思いますが上位交差性症候群があれば下位交差性症候群もあります。が、そちらはまたの機会にまたお話しします。

上位交差性姿勢と言われても聞きなれないので以降は猫背と言わせて頂きます(^▽^)/

猫背という姿勢を改めて図でみてみましょう。

はい、ドン!

 

ここでは猫背のお話なので

①あご、首、肩が前にでる                (前方頭位、肩甲骨外転・前傾)

②背中が丸まる(胸腰椎後弯)

に焦点を当てていきましょう。

この姿勢になってしまうと、体の筋肉はまず機能低下を起こします。要するに本来使わないといけない筋肉が、正しく使われていない状態になります。

そしてその状態が長く続くと結果として筋肉の短縮(たんしゅく)が起こります。短縮とは本来筋肉が持つ伸張性が欠如した状態のことです。

猫背になって機能低下を起こす筋肉はこちら。

①僧帽筋下部線維(これが一番使えていない、怠けキングです)

②前鋸筋

③椎前筋

④横隔膜(インナーユニット)

⑤腹横筋(インナーユニット)

短縮を起こす筋肉がこちら。

①後頭下筋群(首まわりのトラブルを起こします)

②斜角筋

③大胸筋・小胸筋

④広背筋(上半身で重要です)

⑤脊柱起立筋

この機能低下を引き起こしている筋肉でも横隔膜と腹横筋は重要で、この2つの筋肉は正常な呼吸に関わっています。

長時間にわたる不良姿勢→横隔膜や腹横筋などの機能低下→胸郭呼吸システムの異常→猫背

 

なので、猫背を指摘されて自分で意識して胸をはったりしても猫背を改善する事は出来ません。

猫背を治そうと思ったら正しい呼吸のシステムを取り戻すことが大切なのです!

 

また次回の更新で呼吸についてご紹介したいと思います。