捻挫と骨折

こんにちは!!スタッフの栗原です。寒さに向かう中雨が続き、体調を崩されていませんか?

今回は捻挫や骨折等の外傷のお話しをさせて頂きます。「外傷」いわゆる怪我ですが、気温が下がり知らず知らずのうちに関節の動きが悪くなるこの時期に比較的多くみられます。

怪我の初期には炎症を起こし、強い痛みを起こします。その際には以前書かせていただいたRICE処置が効果的です。患部を安静に保ちながら氷によるアイシング、固定等により損傷組織の修復を促します。

捻挫は関節を構成している軟部組織(腱・靭帯)が損傷した状態

骨折は骨の連続性が離断した状態

骨折を起こした患部は著しい腫脹・内出血・圧痛・機能障害や変形を伴うことがあります。捻挫も似たような症状が出る場合があり鑑別診断が難しい部分でもあります。捻挫だと思っていたものが骨折が隠れていたり、骨折を疑う症状でも捻挫である場合もあります。

刻一刻と変わっていく症状の変化を見逃さず、的確な判断を下すのが柔道整復師の仕事になります。

怪我をした際には放置せずにすぐ状態を診させてください。

数週間で治る怪我でも一ヶ月、二ヶ月以上かかってしまう場合もあります。

雨が続き足下が悪い日が続きますので転倒には十分お気を付けください!